●ソラアオとは
2015年に京都市にてイタリアンカフェレストランとして開業。
それまで洋菓子店やレストラン、ベーカリーでパティシエとして勤務する中で、他にはないチーズケーキの味・食感を実現したいと思うようになり、2017年からレストラン営業と平行してチーズケーキの期間限定販売や通信販売を開始しました。
バイヤーやお客様から高い評価をいただき、2018年にはチーズケーキを中心とした洋菓子の製造・販売へ事業を一本化しました。
”重すぎず、食べやすい”もうひとつ食べたくなるケーキを目指して素材にもこだわっています。
素材の鮮度や味わいを重視し、京都産の赤卵、北海道産薄力粉、クリームチーズ、バター、てんさい糖など1つ1つ厳選しています。
例えば、北海道産のてんさい糖を用いることで、通常の砂糖よりスッキリした後味になります。
また、日本で収穫されたものが一番日本人の口によく合うという考えの元、国産原料にこだわっています。
素材だけでなく、蒸気を用いた特殊なオーブンを用いて、パティシエ時代から15年間研究を重ねたどり着いた温度・時間を独自に調整して焼き上げることで、
ベイクドチーズケーキとスフレチーズケーキの間の、他では味わえない食感を実現しています。
●地域素材との取組
京都府内には有名・無名問わず素晴らしい素材や加工品がたくさんあります。
そうした素材や加工品とコラボレーションすることで、ソラアオのチーズケーキをより美味しく味わってもらえると考え、様々な方にご協力をいただいています。
例えば、京都の老舗酒蔵である佐々木酒造さんには、純米大吟醸「聚楽第」と酒粕を提供いただき日本酒チーズケーキを販売しています。
当初は思うように上手く味を引き出すことができず困難を極めましたが、佐々木酒造さんからアドバイスをいただきながら何度も作り直し、ようやく素材を生かし納得いただける日本酒チーズケーキを完成することができました。
他にも祇園辻利さんには加工用の最高ランクの抹茶を、京都水尾農産さんからは京都水尾の完熟した柚子を、京都のチョコレートブランドDari Kさんからは最高級チョコレートを提供いただいているほか、わかさ生活さんのブルーベリー、丹波ワインさん、宇治ベリーファームさんの宇治苺(紅ほっぺ)、京都府亀岡市で栽培されているはんなりばなな、京都府舞鶴市で2件の農家のみで栽培している神崎落花生を使ったコラボレーションをしています。
最近では京都丹波和栗「栗峰」とのコラボ商品「丹波栗チーズケーキ」がテレビで取り上げられ、わずか2時間で予約が完売するなど好評を得ました。