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●特定非営利活動法人ゆすはら東とは
高知県高岡郡梼原町の急速な高齢化や担い手不足による街の機能低下を防ぐため、2017年に集落活動センターとして誕生しました。
老人クラブが運営するにこにこ喫茶や、交流スペースでの飲食提供・イベントを行なっています。
にこにこ喫茶では、地元の梼原町の元気なお母さんが週に一度、交流も兼ねた喫茶店をオープンします。手作りのお菓子が大変人気です。
交流スペースでは、イベントを行う交流スペースとして利用したり、地域の食材を使った郷土料理などを提供するレストラン「雲のうえ食堂」を運営しています。
雲のうえ食堂のメンバーによる梼原の「美味しい」を 集めた「梼原定食」など、地元食材をふんだんに使った料理は絶品です。
他にも高知県内で開催されるイベントに出展し、梼原町の特産品の販売などを行ったり、桜を使ったコンフィチュールやイタドリの加工品「イタドリ茶」などを交流スペースにて販売しています。
●地元特産品の販売と、未利用資源の活用
ゆすはら東では交流スペースやイベント販売などで、梼原東の特産品を加工・販売をしており、イタドリの葉を使った加工品の開発・販売に力を入れています。
イタドリは高知県内の全域で採取できる山菜であり、昔はイタドリの皮を剝いたものをおやつ代わりに食べていたそうです。
高知県内のスーパーや直売所、道の駅などで販売されており、生のイタドリや加工品など数多くの種類が販売されています。
梼原町ではイタドリのことを「イタンポ」と呼び広く愛されてきましたが、使われる部位は茎の部分がほとんどで葉の分は使用されず廃棄されてきました。
ゆすはら東ではイタドリを茎ごと洗い、干してから葉だけを丁寧に分け、細かく刻んで陰干ししたものを加工を行い、お茶やクッキー、うどんの生地に練りこんでいます。
イタドリの葉を使ったメニューは今後も新たな商品開発を考えており、地元の特産品と未利用資源をかけ合わせた活用を進めています。