株式会社WAIRA TAMBA

●株式会社WAIRA TAMBA(ワイラタンバ)とは


京都府船井郡京丹波町から地元の農産物を各分野のプロ集団により「経験」と「地の利」を最大限に活用し、豊かな自然に育まれた魅力溢れる「京丹波」のこだわり商品をお届けするとともに、「京都・丹波」の名を発信する企業です。



京丹波は、丹波高原の由良川水系上流部に位置し、長老ケ岳(917m)のほか標高400mから600mの山々に囲まれた約83%を森林が占める自然の街で農業には水が重要な要素です。

日本列島を縦断するその境界線がちょうど京丹波町から兵庫県篠山市に至る尾根を通っていて美女山はその分水嶺にあたり、川の起源とでもいうべき分水嶺付近の山里では農業に適した良い水が湧き出ると言われています。
日本海性気候と内陸性気候の特徴を合わせ持つこの地域は昼夜の寒暖差が非常に大きい地域です。
降水量は年間を通して比較的少ない傾向にありますが、美女山の里から湧き出る良質な水が適度な湿度を与えるため夏から冬にかけて非常に濃い霧が発生します。
こうした良質な水と霧のうるおい、極度の寒暖差それらが合わさり、特別な農作物がここ京丹波に生まれます。

そんな特別な素材を生産・企画・加工・流通・販売・広報するのがワイラ丹波です。
誰もが認める京丹波の食材。その特別な存在を地元だけでなく日本全国、全世界へ広め認知させ、より良いものをより美味しくより広く伝える。
ワイラ丹波は単なる食の商品を販売するのでなく、地元地域と世界をつなぐ文化伝承の位置づけとして京丹波の魅力を伝えています。

●官民一体としての施策


京丹波町に隣接する綾部市には梅林公園があり15,000㎡の広大な敷地に、650本におよぶ梅の木が続き、市民の憩いの場として整備されました。
園内には、総延長820mの周遊園路がめぐらされ、花の咲く時期には園内を散策でできます。
梅の品種は観賞用の梅と大きい粒が特徴の南高梅があります。
食用の南高梅は使用されなく、完熟すると地面に落ちてしまい鳥や虫の餌になるだけでなく、地面を汚すことになり景観を損なう原因になっていました。
WAIRA TANBAはその梅を使って商品化できないかと考え、綾部市に相談。
完熟に近い実を落下するまでに収穫することで、従来作られていた青梅のシロップとは違う色合いやフルーティな味わいを出すことができました。
梅園でも景観を損なうことなく、維持できるようになり両者ともにWin-Winの関係につながっています。


梅ピューレUMEUMEは、平成30年度 京の食6次産業化コンテストグランプリ、令和元年度 優良ふるさと食品中央コンクール 食品産業センター会長賞を受賞しています。
他にも梅を使ったドレッシングやしょう油・ポン酢など様々な調味料を制作しています。

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