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●イカリファームとは
滋賀県近江八幡市で「農業を通じて人・地域・環境に最大の恩恵をもたらす」を理念に、米・小麦・大豆の生産をしている企業です。
人と自然に優しい農業を心がけながら、農業をもっと楽しく、もっとワクワク出来るものにするために、日々活動しています。
生産した農産物を使った加工品製造や販売も行っており、6次産業化にも力を入れています。
農作物生産に関わる情報を管理し活用するため、生産管理ICTツールを導入しています。
圃場に関しては、場所や地番、面積等の基本情報に加えて、圃場ごとの状態や、肥料・農薬や機械の使用状況等の細かい情報を入力・蓄積し、そのデータを元に作付計画、栽培計画を立てることにより、農産物栽培の改善に生かしています。
また、生産工程管理を徹底して行うことにより、安心・安全で高品質な農産物を生産しています。
●イカリファームのこだわり農法と地域社会への貢献活動
イカリファームのある滋賀県は環境保全に力を入れており、農薬と化学肥料の使用にも全国一厳しい基準を設けています。
その中でもイカリファームでは、化学合成農薬および化学肥料の使用量を滋賀県の慣行栽培基準の更に5割以下に削減し、農薬の使用を7成分以下に抑えています。
琵琶湖をはじめとする環境への負荷を削減する技術で生産された農産物として「環境こだわり農産物」として認証されています。
また、「土づくり技術」「化学肥料低減技術」「化学農薬低減技術」を取り入れ、持続性の高い農業生産方式を導入することで環境保全型農業を実践する「エコファーマー」としても滋賀県で認定されています。
循環型農法も取り入れ、稲刈りで出た稲わらを近江牛の餌として利用し、その牛糞をたい肥として圃場に入れて循環利用し、環境に優しい農業を行っています。
藁以外のモミなどの有機体も野焼きをする事なく全量土中に還元し、冬期には混合肥料として散布しています。
他にも、会社付近の清掃活動を行うクリーン作戦や、小学校への出前授業、社会科見学の受け入れも行っています。