●有限会社中高冷菓とは 1917年に長野県中野市にて和・洋生菓子の製造・卸売、小売業からスタートした企業です。製菓業のかたわら1971年に現在の有限会社中高冷菓を設立し、アイスクリーム製品・冷凍食材の卸販売を開始しました。 商品を見て思わず「あっ、見たことある!」「食べたことある!」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?どこか懐かしさを感じさせる中高冷菓看板商品の信州りんご玉は、信州を代表する名物アイスを目指して1978年から販売をしています。ふたを開ければ風味豊かな香りがふわっと広がり、一口食べれば滑らかな食感と濃厚な甘味がクセになる。子どもは目を輝かせ、大人はどこか懐かしく感じる。そんなアイスを日々お届けできることを目指しています。 ●地域への思いと農産物の使用 看板商品である信州りんご玉と信州マスカット玉のうち、マスカット玉は2020年に販売開始した比較的新しい商品になりますが、りんご玉は1978年に販売開始され40年以上経ちます。 販売開始当初は他の地域のりんごも使用をしていましたが、2016年に商品のリニューアルを決意。それまで中高りんご玉として販売していましたが、長野といえばりんごというイメージがあるので、より長野らしさを出すために使用するリンゴ果汁は長野県産100%に変更し、「中高りんご玉」から「信州りんご玉」に商品名も変更を実施。また果汁の濃縮を3倍から5倍に変更することでより味が濃厚になるようにしました。長野ではりんごやシャインマスカットの栽培が盛んですが、天候の影響や虫食い、規格外サイズ等などの様々な理由から市場に出荷できないものも多いのが現状です。出荷でき見た目だけで味は変わらない物もあり、中高冷菓ではそういったりんごやシャインマスカットを果汁にすることで、りんご玉・マスカット玉を作り県内フルーツの使用量を増やすことに貢献しています。